未来への分岐点先日NHKで「2030未来への分岐点」という番組を見た。 このまま温暖化が進むと2100年の東京は連日40℃超え、大洪水が起きているという。 この10年で持続可能な社会への大転換を迫られているのだ。 地球が非常事態になっている。 昨年1年間で地球の氷が5300億トンも溶け出しており、 また乾燥による山火事で森林が一年間で63万平方キロも燃えた。 シベリアの永久凍土も融解しており、そこから新種のウイルスが発見され 新たな感染症リスクもありえるという。 身勝手な人間の行動に対して地球は無限に受け止める余裕があった。 しかしもう飽和状態にあるという。 「人類は自然に戦争を仕掛けている」とのグテーレス国連事務総長の警告の通りだ。 しかしまだ時間は残されている。 2030年までの10年間の行動が未来を決定づける。 いま世界中で若者たちのムーブメントが政治を動かし始めた。 科学者の話に耳を傾け、若者たちの声を聞く社会を目指したい。 アインシュタインの言葉が印象的だった。 「悪い行いをする者が世界を滅ぼすのではない。それを見ていて何もしない者たちが滅ぼすのだ」