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どんな環境も使命に変えていける


平昌オリンピックは、日本人のメダルラッシュに沸いた。そして後半のパラリンピックは迫力満点、熱いものが込み上げて来た。

そんな時、革新的かつ志の高いベンチャー企業の経営者を称える表彰制度で、審査員の全会一致で、ある経営者が最高位の表彰に輝いた。“ミライロ”という会社、障害の有無や年令・性別・人種にかかわらず、たくさんの人々が利用しやすい製品・サービス・環境を提案する会社だ。

その創業者がすごい、生まれつき骨の折れやすい難病に苦しみ、子供の頃から車いす生活のなか、人生の悲哀を自分の使命に変えていく。今までたくさんの人たちの手を借りて生きて来られた。今度は誰かのために自分の時間を使おうと決意する。「ネガティブに見えることも視点を変えれば、それらは強みにそして価値に変えていける。」まさに逆転の発想だ。有名企業の不祥事が相次ぐ昨今、この気高き哲学はなんだろう。

 私たちも本当に社会から必要とされる集団でありたい。それこそが永続性の要因となるのだから。

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