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“孤立”は世界共通の課題

今年の1月、英国のメイ首相が“孤独担当大臣”を新設すると発表し話題になった。900万人以上の人が日常的に孤独を感じているという。孤独な人はアルコール依存症やうつ病など肉体的にも精神的にも健康を損なうリスクが高く、孤独の国家損失は年間4.9兆円にも上るという。英国では孤独の問題に関する調査を開始し、人々を結びつけるコミュニティ活動に対して金銭的な助成をするという。

少子高齢化や貧困そして孤独死と課題いっぱいの日本こそ早く手を打つべきではないだろうか。厚労省が2040年には単身世帯が全世帯の4割に達する予測を立てている。ある調査では「社会における人々の信頼関係や結びつき」の充実度ランキングで日本は149カ国中101位で先進国では最下位とのこと。日本はこれまで共同体社会の特色が多くあり、近所や親しい人との繋がりが比較的強く、孤立しにくい環境だったと思う。しかし昨今様相は大きく変化している。

だからこそ行政任せではなく。個人が出来る事をやるべきだ。困っているようなら声をかけてみる、何か手伝う、耳を傾ける。誰も孤立させない取り組みが今こそ必要だ。少し勇気はいるが自身も挑戦したい。

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